飛べない鳥・だちょう

だちょうは世界最大の鳥でありながら、飛ぶことはできません。


その理由は「平胸類」に分類されるためです。


平胸類・・・聞きなれない言葉ですね。

平胸類とは、胸骨に「竜骨突起」という部位がない鳥を指します。

竜骨突起とは飛翔するために用いる筋肉である飛翔筋が付くべき部位です。

さらに羽根は左右対称であり、飛翔に適した形状をしていません。

普通の鳥は「風切り羽」があるから飛べるのです。


だから、だちょうはどれだけ痩せても飛ぶことはできないのです。


かつては竜骨突起がある「胸峰類」と区別されていましたが、

現在は、竜骨突起がある鳥類から二次的に竜骨突起を失ったと考えられ、胸峰類に含められています。

つまり、元々飛べたという可能性もあるということです。


だちょう好きとしてはだちょうが飛んでいたら、かわいいなぁと思いますが、

あんなに大きなだちょうが頭上を飛んでいたら・・・ちょっと怖いですね。

だちょう帝国

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